しかし桂文枝の過去の浮気まで、なんで糾弾されなきゃ
ならないの?
宮崎「育休不倫」議員の事件以来、普通の浮気や不倫までが
責められる異常に窮屈な世の中になってきた。
キリスト教的な価値観が蔓延してきて、どんどん堅苦しい
社会に向かっている気がする。
「芸のためなら女房も泣かす」という歌があったが、
最近では「芸の肥やし」なんて言おうものなら、
フェミニズム系から蛇蝎の如く嫌われる。
古いとか、封建的とか、男尊女卑とか、言われることは
分かっているが、バブル期までは「芸のため」でなくても、
「恋をしたい」ためだけに、「金曜日の妻たちへ」的な軽い
不倫が花盛りだったではないか。
芸人やクリエイターは、既存の道徳観に縛られていては、
型破りな人間になれないのは本当だと思う。
倫理観や道徳観も、経済に大きく影響される。
浮気や不倫への許容度がどんどん狭くなるのは、結局は不景気
のせいなのだ。
アベノミクスの効果なんか何もない。
まるで自民党の憲法草案のように、「家族を大切にすること」
のような、アホくさい道徳観が勝利する時代になってくるの
かもしれない。
クソくらえである。
絶対に抵抗してやる。
一体、誰が保守的で、誰がリベラルなのか、分からん世の中に
なったものだな。